移りゆく季節、変わりゆく自然。
穏やかな顔、厳しい顔。いろいろな顔を見せる自然を感じてください。
そして、その自然の中で生きる植物の美しさに驚いてください。
1枚アルバムをめくれば、あなたも森へ出掛けたくなるはずです。
4月〜6月を春/7月〜9月を夏/10月〜12月を秋/1月〜3月を冬としています
●植物名は季節ごとに五十音順
春
秋
冬
メギ科の多年草
山麓(さんろく)の樹林下などに生える。高さ約25センチ。葉は複葉で小葉は卵形。4月ごろ錨に似た形の淡紫色の花を数個下向きに開く。茎・葉を強精・強壮薬にする。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
ガガイモ科の蔓性(つるせい)の多年草
山地に自生。根は太く地中にまっすぐに伸びる。葉は長い柄があり心臓形。 夏、白い小花を多数開く。実は細長く種に絹糸状の毛がある。 根は有毒であるが、中国で白首烏(びゃくしゅう)といい利尿剤などにする。
(出典)大辞泉
撮影地:2006年7月16日群馬県赤城
サトイモ科の多年草
日陰地に生え、高さは40~50センチ。
葉は多数に裂けていて長い柄をもつ。雌雄異株。晩春紫緑色の仏炎ほうに包まれた軸に多数の雄花、雌花をつける。軸の一部は紫黒で長い糸状に伸びる。名はこれを浦島太郎の釣り糸に見立てたもの有毒。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
バラ科サクラ属の落葉高木
山野に自生。樹皮は紫褐色で小枝は秋に脱落。葉は楕円形で先がとがり、縁に鋭いぎざぎざがある。晩春、葉よりあとに白色の小花を多数つけ実は丸く熟すと黒い。つぼみや未熟な実を塩漬けにして食べる。名は昔、亀甲で占うときこの材の上面に溝を彫って使ったところからといわれる。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
シソ科の多年草
山野のやや日陰に生え、高さ30~50センチ。茎は四角柱で、節に長い毛がある。葉は卵形で対生する。4~6月ごろ、葉の付け根ごとに淡紅紫色または白色の唇形の花を輪生する。名は、花を笠をかぶった踊り子に見立てたことによる。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
キブシ科の落葉低木
山野に自生。葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。春、葉よりも先に黄色い花を穂状につける。果実はタンニンを含み、五倍子の代用として黒色染料にする。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
キバラ科の落葉小低木
バラ科の落葉小低木。
山野に生え、高さ約50センチ。
枝には小さな突起があり、葉は倒卵形。
春、葉より先に赤色の5弁花をつけ、果実は熟すと黄色くなる。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
ラン科の多年草
山地の林内に生え、高さ15~20センチ。
葉は楕円形で2枚が向き合ってつく。夏、淡緑色または暗紫色の花を10個くらい総状につける。
(出典)大辞泉
撮影地:2006年7月16日群馬県赤城
キブシ科の落葉低木
山野に自生。葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。春、葉よりも先に黄色い花を穂状につける。果実はタンニンを含み、五倍子の代用として黒色染料にする。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
シソ科の多年草
原野に生え、高さ約15センチ。全体に白い毛が密生し、葉は白緑色で縁にぎざぎざがある。4、5月ごろ淡紫色の唇形の小花が多数輪生して咲く。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
バラ科の落葉小高木
山地に多く、全体にとげがある。葉は楕円形。4~6月ごろ白い5弁花が咲き、秋に紅あるいは黄色の丸い実がなる。庭木として植えられ、樹皮は染料になる。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
ユキノシタ科の多年草
山地の湿気のある岩に生え、高さ10~30センチ。
葉は手のひら状に浅く裂ける。夏から秋に、白い5弁花をつけ、3弁は小さく、2弁は長いので「大」の字に似る
(出典)大辞泉
撮影地:2008年9月13日四国
スミレ科の多年草
有茎の代表種で、山地や路傍に最も普通にみられる。
葉は先のとがった心臓形で、托葉は細く裂けている。
春、淡紫色の花を横向きに開く。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
クスノキ科の落葉低木
山地に自生。葉は卵形。
雌雄異株。
早春、葉より先に、黄色の小花が並んで咲く。
実は丸く、熟すと赤い。
中国の原産で、観賞用。
(出典)大辞泉
撮影地:2009年4月18日群馬県赤城
バラ科の落葉小高木
中部地方から西の山地に自生。早春、葉より先に、筒状のがくをもつ。淡紅色の花が2、3個ずつまとまって咲く。
(出典)大辞泉
撮影地:2009年4月18日群馬県赤城
スイカズラ科の落葉低木
本州以西の山地に自生。枝は赤褐色でつやがあり、葉は卵形で先がとがる。5月ごろ、黄白色の花が咲いたあと、5枚の細長い萼がくが果実に残り、羽根突きの羽根に似る。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
カバノキ科の落葉低木
山地に生え、葉は倒卵形。3月ごろ、穂状の雄花と頭状の雌花とがつく。果実はふつう2個が向き合ってつき、長い角状の突起がある。
(出典)大辞泉
撮影地:2005年4月16日群馬県赤城
トチノキ科の落葉高木
山地に自生。葉は大きく、倒卵形の5〜7枚の小葉からなる手のひら状の複葉。5月ごろ、白色で紅斑のある花が円錐状に咲く。実は丸く、熟すと三つに裂け、中にある褐色の種子は食用。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
ナス科の多年草
谷間の木陰に生え、高さ約60センチ。葉は楕円形で先がとがり、柔らかい。春、暗紅紫色の釣鐘状の花が咲く。全草にアルカロイドを含み、有毒。地下茎はトコロに似て太く漢方でろうと根といい、鎮けい・鎮痛薬に用いる。
(出典)大辞泉
撮影地:2009年5月23日群馬県上野村
ハンカチノキ科の落葉高木
一属一種。葉は広卵形で、互生する。5〜6月に2枚の大きな白いほうをもつ球形の頭状花をつける。フランスの植物学者A=ダビッドが発見。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
センリョウ科の多年草
山野に生え、高さ20〜30センチ。二対の葉が対生してつき輪生状に見える。早春、葉の間から1本の穂を出し、白い小花を穂状につける。花びらはなく、糸状の雄しべが目立つ。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
ハナヤスリ科の多年草
林内などで秋・冬に見られるシダ。根茎から1本の茎が伸び、栄養葉と胞子葉に分かれる。栄養葉は羽状複葉。胞子は軸に2列につく。
(出典)大辞泉
撮影地:2009年11月14日群馬県赤城
キキョウ科の多年草
山野に生え、高さ30〜40センチ。長卵型の葉が互生する。6、7月ごろ、白または淡紅紫色の釣鐘型の花を下向きに開く。名は、花に蛍を入れて遊んだからとも、花が提灯(火垂る袋)に似るからともいう。
(出典)大辞泉
撮影地:2010年7月10日群馬県赤城
カエデ科の落葉高木
本州以西の山地に自生し、樹皮は灰色で滑らか。葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。雌雄異株。春、葉とともに黄白色の小花をつける。樹皮を煎じた液を目の湿布や洗眼に使った。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年5月10日群馬県赤城
シソ科の多年草
深山の河原などに群生し、高さ60〜90センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇型の花をつけ、穂状をなす。木曽川源流の味噌側に多いところからの名。
(出典)大辞泉
撮影地:2008年9月13日四国林業視察
ツツジ科の半落葉低木
山野に生え、葉は楕円形で両面に毛があり、枝先に集まってつく。初夏、朱赤色か紅紫色の漏斗状の花をつける。多くの変種がある。
(出典)大辞泉
撮影地:2010年5月22日群馬県赤城
ケシ科の多年草
山野の樹下に生え、高さ約30センチ。茎などに黄色い汁を含む。葉は卵側の小葉からなる羽状複葉。4、5月ごろ黄色い4弁花を開く。
(出典)大辞泉
撮影地:2009年5月23日群馬県上野村
シソ科の多年草
山野に生え、高さ15〜30センチ。葉は心臓型で、対生。4、5月ごろ、上部の茎に、紫色の唇型の花が並んでつく。名は、花の形を羅生門で切り落とされたという鬼の腕になぞらえたことによる。
(出典)大辞泉
撮影地:2009年5月23日群馬県上野村