森づくり活動

2009年 赤城親しみの森

10/3(土)・4(日)
散歩道の草刈り、落葉・倒木の片付け

《第1日目》

参加者】9名

《第2日目》

参加者】7名


4ヶ月の空白があった。

木々や草は活動を弱め、秋から冬への準備を始めている。
そのため、森全体はみずみずしさを失い萎れた様相になって見える。

その中でも、秋の実りとしてコナラのドングリ、ヤマグリが足元に広がり落ちているが、クリはその実はほとんど見られない。動物たちに食べられてしまったようだ。

アケビの実もあちこちに見られ、少し頂いて味わってみる。甘味は充分ある。

クサギは黒い実を見せ始め、ガマズミとサンショウの赤い実が目立つ。
ムラサキシキブの紫とサワフタギ青い実もそろそろだ。

ツルリンドウの赤い実を見つけた。
アザミ、リンドウ、ヤクシソウ、ミズヒキソウ、ノコンギクもちらほら。
いつもの山の仲間・ヒメネズミの姿は見られない。
また寒くなる頃はきっと戻ってくれるだろう。




これだけの期間遠ざかっていると森が大変荒れてしまったように感じる。
まずは、道が草に覆われ歩行しづらい。
道境の丸太が乱れている。これはイノシシの仕業か。
枯れ枝、倒木も目立つ。




今回の作業は散策の道の草刈、落ち枝、倒木の片付けが中心である。
それと来月の準備もしておこう。参加者に樹木名札をつけてもらうために板を用意だ。
表面に黒塗料も塗っておこう。
哲学塾の為に椅子を整え、不足分は不整形のアカマツを除伐して作る。
いいスツールがいくつも出来た。この運びも当日仕事だ。




前から気にしていた皆伐された隣接地に、ヒノキの植林がかなりすすんでいた。
火山土壌で乾燥気味の土地であるから、適木かも知れない。

この二日間は天気がよくさわやかな気持ちで作業が出来たように思う。

2009年度/森づくり活動 赤城親しみの森

11月14〜15日10月3〜4日4月18〜19日