森づくり活動

2010年 赤城親しみの森

5/22(土)・23(日)
倒木片づけ

《第1日目》

参加者】13名

新緑を迎えた「赤城の森」はこの1ヶ月の間に32度の最高気温と0度の最低気温を記録していた。 この春の気温の変化の激しさを物語っている。

草の花、木の花の咲き方が例年とはやや違っている雰囲気。 気候の急激な変化に対応できていないものもあるようだ。

森自体はやや荒れた感じを受けたが、このヤマツツジの赤味は一段と華やかさをかもし出している。 森全体は緑に覆われてきて、先月気が付いたほどには倒木が目立たなくなっているが、 倒木の片付けを中心の作業とする。中型のチェーンソー3台と、小型の1台が活躍する。

ほぼ全員で片付け作業に当たる。 小学生のNちゃんも元気いっぱいの活躍。 お母さん共々若い力はやはり未来に向かっての光明を感じさせてくれているようだ。 作業しながらも自然観察は怠り無く、楽しく進められていった。


《満開の木の花》
 ○ヤマツツジ ○マルバアオダモ ○サワフタギ ○ズミ ○コバノガマズミ ○イボタノキ ○ホウ ○クロツバラ ○フジ ○サンショウ

ヤマツツジ
マルバアオダモ

ウワミズザクラの開花はもう少し先のようだ。

モミジイチゴ、クマイチゴ、ニガイチゴは花盛りだ。

途中の林道で見られたミズキ、キリ、ハンカチノキは見ごろであった。

《森の草花》

スミレの仲間 タチツボスミレ ○ニオイタチツボスミレ ○ツボスミレ  ○サクラスミレ ○ノジスミレ

咲き始めは、  チゴユリ ○ワダソウ ○ウマノアシガタ ○ミツバツチグリ ○マムシグサ ○カントウマムシグサ ○ジュウニヒトエ


《第2日目》

参加者】19名

ヒトリシズカ、フタリシズカ、キヌタソウが花芽を付け、 イカリソウ、エビネは芽を出したばかりだ

朝から雨が降り出し、予定を変更する。

宿泊組みは、午前7時ごろより雨の降る前に、大塚さんの畑に、サヤエンドウと何種類かの野菜のオロヌキ(疎抜き)に出る。

10時頃より、小雨の中、全員森の散策に向かう。 昨日とは一味違うみずみずしさを五感に感じながら歩みを進める。

「コナラ広場」で羽化したてのエゾハルゼミを見つける。 遠くでホトトギスが鳴いている

昨日見つけた鳥の巣の中の5つの卵、皆で覗いてみる。 倒木の枝の付け根に作られていて、前からあったのか、倒木後に作られたか不明。

卵も生きているかどうか、何の鳥かも分からないまま、そのまま残しておくことにする。

午後からは、内山先生の「哲学塾」を行った。

詳細は、こちらから森の哲学塾「森と交流」

2010年度/森づくり活動 赤城親しみの森

7月10〜11日5月22〜23日4月18日